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短期間に連続、集中して学習する

夏期講習、冬期講習、直前講習など、不定期の講習は、短期間に連続、集中して学習することが可能です(通常は四日から六日)。したがって、時期によっても異なりますが、弱点補強、志望校対策などとして活用することが有効です。この二点を満たす予備校・塾の講習は、価値があります。夏期講習の段階では、一学期に自分の弱点として浮かびあがった点を、基礎的な段階から補強します。どう勉強していけばいいか、その指針をつかむことが大切です。すると、二学期につながります。英語の長文読解が苦手だとしたら、「英文読解基礎講座」などを受講しましょう。そして、今後、どんな勉強(とくに復習)をしていったら読めるようになるか、勉強の方法論をしっかり会得するのです。冬期講習では、得点力として欠けるところを補うことを念頭に置きます。二学期から、志望校の過去問題などに取り組むでしょうから、そこで浮き彫りになった「穴」を埋める指針をつかみます。「穴」の埋めかたがわかり、練習問題を重ねていけば、確実に得点力は上がっていきます。

補習塾とは

補習塾とは、あまり受験のことを意識しないで、学校の授業の補助を目的とした学習塾とする。同じ補習塾でも、小学生と中学生ではだいぶ様子が違うので、分けて考えることにしていく。小学生の場合、補習塾では中学受験のことは100%考えないと思ってよい。授業の進め方も進学塾に比べてかなりゆっくりで、学校と比較しても、ていねいに教えてもらえるところがけっこうある。また、性格的にのんびりしていても、学習する習慣がついていなくても、安心して通えるのが補習塾である。だから、小学校でもらってくるテストの成績がいつも70点以下という子どもや、家であまり勉強をしない子どもは、補習塾に行くのがいちばんよいだろう。ただし、学佼のテストが常に30点以下という、かなりの落ちこぼれの場合は、普通の補習塾では無理である。一クラス五人以下の少人数制で、かなりのベテラン講師がみてくれるところを選ばなくてはならない。なぜなら、下の学年から復習しなくてはいけないからである。

腹を立てずに子供の話を聞いてやる

最近の風潮は、都市部に限らず、父親不在の夕食が多く、加えて、各自の部屋でテレビを見ているなど、家庭内のコミュニケーションも薄くなるばかり。子供が父親から教わる社会習慣や常識なども、大きく欠落するケースが目立っているのが現状です。東京都が行った家庭教育のアンケートを見ると、子供の教育に父親が積極的に参加することを求める声が圧倒的に多かったことでも、それを裏づけています。父親が教育に関心を持つことが、受験だけでなく教育現場にも大変に重要なことなのです。私の中学(兵庫県西宮市)三年時の恩師は、後に兵庫県芦屋市の教育長を務めた人ですが、私の卒業直後に、隣の芦屋市の中学校教頭に赴任しました。当時最も荒れていた学校でしたが、数年間で見事に学校崩壊を解決されたのです。その決め手の一つが、父親の会(後でわかったことですが全国で二番目)を創設し、教育現場に父親も積極的に参加してもらったこと。後日そういっておられました。このように父親と子供との豊かなコミュニケーションを作る環境にすることで、多くの問題を解決する糸口が見つかると思うのです。小言や説教をするのではなく、子供の立場を認め、まずは腹を立てずに子供の話を聞いてやる。そこからコミュニケーションも生まれる、と思うのです。