同じナショナルのエステジェンヌソニックシェイプというフェイスライン引き締め機器も超音波振動が皮下組織に働きかけて、化粧品では得られないレベルで肌を持ちあげる。これも“持ち”は二、三日だが、六十代の母はこれで顔が妙にほっそりとし、たちまち若返った。私自身も“何だか最近、顔がすっきりしたんじゃない?”なんて人から言われて、母娘して小さな幸せに浸っている。ドクターヘルツのリフト機器などは、顔だけでなく、ヒップやバスト、脚や腕など、どこのお肉でも持ちあげることができて、すでにこれなしでは生きられないと言ってる人も多数。でもそれでいいのだと思う。ある人が約三ヵ月間、二、三日ごとにリフト機器を使ったあと、ぱったり使用をやめたら、今度は一気に十歳くらい老けて見えたらしい。同じようにリフトをやめたら、体重は少しも増えてないのに、何かとても太って見えたという話も聞いた。そう、それが持ちあげリフトというものなのだ。やっていて、毎日旬日うれしくなるほどの効果が出るものではもともとない。効果が見えなくなるまでやりつづけないと、本当に肌が持ちあがったことにはならないのである。ちなみに顔だちの老けは、目尻、頬の頂点、目角の三点が一度に下がってくることに始まるが、この三点を一斉に上へ上へと引き上げるのが、持ちあげリフトの決め手となる。そして、二度と効果が見えなくても生涯やめてはいけないのが、肌の持ちあげなのである。皮膚のハリは化粧品のリフトで、筋肉の持ちあげはリフト機器で。どちらも、効果が見えなくても生涯やりつづけることでしか、地球の引力に逆らうことなどできないことだけは知っておくべきだろう。